北岡 知晃 / Tomoaki Kitaoka

自己紹介

インターンを経て正社員として入社した21卒のエンジニアです。課題を見つけ、解法を試行錯誤しながら考えるのが好きです。好きなコンビニスイーツはナチュラルローソンのカヌレです。

Podcastを聴いてみる🎧

コンテンツ

リモートワーク下での新メンバー加入時にモブプロやってみたら素早くコードのナレッジ共有ができた話 - LayerX エンジニアブログ
こんにちは、LayerX インボイスのAI-OCRを開発している Tomoaki です。最近推しのセブンイレブンの商品はマーラーカオ(中華風蒸しパン)です。 さて、LayerXでは開発効率を上げるために日々様々な施策を行なっておりますが、今回はその中でもリモート下での新メンバー加入時に実施したモブプロが良かったので紹介したいと思います。 新加入のメンバーにコードの知識を素早く共有する必要があった。 リモートワーク下では綿密なコミュニケーションが取りにくかった。 モブプロを通じて書いた人しかわからない、コードに込められた意味・お気持ちを素早く共有できた。 結果的に新メンバーのスムーズなオンボーディングに繋がった。 リモートでも従来のモブプロの効果は薄れることはなく、むしろ画面がしっかり見えてGoodだった。 「同僚の開発環境の設定がそれぞれ見れる」「コミュニケーション不足解消」などリモートならではの効果も。 毎日ではなく、コードのナレッジの共有ができていない時や新メンバーへの共有目的にショットで行うと良さそう。 通常の開発スタイルは前回紹介したので、ぜひご覧ください。 4月ですし新しくチームにメンバーが増えた会社も多いとは思いますが、オンボーディング用の資料が整っていなかったり、活字だけのオンボード資料では十分伝えたい事が伝わらず頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。 何かしたいけど、開発のスピードを落とすわけにはいかないので横で付きっきりになる訳にも行かないですし、コードリーディングを片っ端からやるのも時間がかかりすぎてしまったり、情報過多で消化できない可能性があります。 弊社でも一時的に一人で開発していたOCR機能を新年から三人でやることになったのですが、(筆者を含む)新加入のメンバーはOCRの事前知識がほとんどない状況で、コードの知識を素早く共有する必要がありました。 とはいえ、開発スピード落としたくない。また、リモートワークなのでちょっとしたコミュニケーションが取りにくいという状況でした。 そこでモブプロで知識を素早く共有できるのではないか?ということで試しにやってみることにしました。 そもそもモブプロとは何でしょうか。Wikipediaによると Mob programming (informally mobbing) (aka. ensemble programming) is a software development approach where the whole team works on the same thing, at the same time, in the same space, and at the same computer.