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#40 新卒内定エンジニアが「CTOをクビにする」二人が目指す10年後【ゲスト:新卒内定者 kiyoさん・たかしゅーさん】

CTO松本(@y_matsuwitter)がホストになりLayerXの日常を伝えるPodcast『LayerX NOW!』
ゲストは新卒内定者として決定しているkiyoさんとたかしゅーさんにゲストにお越しいただきました。たかしゅーさんが書いたブログはこちら↓
 
松本:LayerX Now!、今回で第40回になります。このLayerX Now!は、LayerXのことを皆さんに赤裸々に知ってもらおうという目的でスタートしたものです。ここを通じてLayerXはSaaSとFintechの会社だということや、その実態を知ってもらいたいと思います。 本日はこれから新卒で入社してくるメンバー2名をゲストに呼んでお話伺おうと思っています。今日のゲストはkiyo(白井)さんとたかしゅー(高木)さんになります。よろしくお願いします。
kiyo, たかしゅー:よろしくお願いします
(1:12)kiyoさん、たかしゅーさん自己紹介
松本:まず一人ずつ自己紹介お願いできればと思います。kiyoさんからお願いできますか?
kiyo:はい。今年新卒としてLayerXに入社する予定のkiyoです。去年の7月からLayerXでインターンを開始しました。それまではWeb系の企業でインターンをしたり、個人で開発をしたりしていました。よろしくお願いします
たかしゅー:23年入社予定の新卒エンジニアです。去年の10月からインターンを開始していて3月の末までの稼働になります。最近は午前インターン, 午後研究室で生物系の研究をしている大学院生です。よろしくお願いします
松本:お願いします。kiyoさんは僕とDMM時代からのお知り合いですね。
(2:22)LayerXを知った経緯
松本:まず、新卒入社を決めて頂いた二人に「どこでLayerXを知ったのか」をお聞きしたいなと思ってます。恐らくLayerXが新卒採用を行なっていることを知っている学生さんってまだ少ないと思うのですが、お二人はどういった経緯で知ったのか、kiyoさんから聞かせてもらえますか?
kiyo:僕も実はLayerXが新卒採用をおこなっていることは知りませんでした。ただインターンを応募する際に、それまでインターンをしていたベンチャー企業からTwitter経由で存在は知っていました。業務や個人開発でもGo使っていて、その技術ブログなどを見ている中でインターンの募集が目に入った感じですね。
たかしゅー:僕の場合は元々Twitterで経営陣のmosa(榎本)さんをフォローしていて、「爆速開発」ってワードが気になっていました。強い字面なので、その中はどんな仕組みで開発が行われているんだろう?って興味を持っている時にインターンの募集を見て応募した流れです。
(4:50)インターンで何をやってた?
松本:なるほど。もう少し深掘ってお二人のインターンのお話もお聞きしたいんですけど、たかしゅーさんは爆速開発を体感するためにどんなことをされてたんですか?
たかしゅー:そうですね、入社してから初めの3ヶ月はカスタマーサクセスのデータ分析エンジニアとしてずっとSQLを書いていました。それからはバクラク申請のソフトウェアエンジニアとして機能開発やバグ修正に取り組んでいます。
松本:我々が実際にユーザーとしても使っているバクラク申請の開発に取り組んでいるんですね。これを聴く皆さん気になっていると思うので、もう少し具体的にどんなことに取り組まれているのか聞いても大丈夫ですか?
たかしゅー:例として、最近Twitterでご好評頂いたものだとフォームや申請の検索窓があります。曖昧な単語入力に対してもちゃんと検索結果として申請が出てくる優しい検索窓を実装しました。
松本:おぉ!機能一つ任せられている状態なんですね。その辺り第三者目線で任せる範囲が広いんだなと思いますね。kiyoさんはどうでしょうか?
kiyo:インターンとして入社してから4ヶ月くらいはOCRチームでエンジニアをしていました。そこではOCR体験工場のためのアプリに手を入れたり、精度向上させるといったことに取り組んでいましたね。その後から現在はバクラク請求書のエンジニアをしています。
松本:OCRは泥臭いことも多いチームですね。
kiyo:本当に泥臭いことを地道にやり続ける日々でした。お客さんのOCRの精度を上げるためにひたすら現状分析とルールの追加です
松本:そういった地道な作業がユーザー体験に直結しているので、すごく大事な仕事ですよね。バクラク請求書の方ではどういったことに取り組まれましたか?
kiyo:バクラク請求書では会計ソフトとの連携をしたり、その内部コードのアーキテクチャを変更することなどおこなっていました
松本:かなり大きめのことに取り組まれてますね、。影響の大きいところだと思いますが、緊張しませんでしたか?
kiyo:リリースするときはかなり緊張しました。なので事前に周りの方にそれまでどう設計されてたのかなどをヒアリングしてNotionにまとめたり、QAチームの方と連携して色々確かめ合ったり、出来ること少しづつこなしていました
松本:パイプラインとして全体が支えられる仕組みになっている感じですね。
(8:18)LayerXに特にひかれた理由
松本:お二人がLayerXに惹かれた理由、入社の決め手になったポイントはどこだったのかも聞かせてもらえますか?
たかしゅー:新卒として入る会社としていろんな会社を見てきたんですけど、最終的にLayerXを選んだ軸として、より体験の良いプロダクトを作れるエンジニアに成長できそうな会社を選びたいと考えておりました。キッカケはmosaさんがUIを実装している姿を見て、ここまでに体験にこだわれる集団の近くで働きたいなと思ったことが決め手でしたね。
松本:なるほど。たしかにmosaの体験に向き合う姿は本当に心を打たれるものは僕も感じますね。ここならそんなエンジニアに成長できる雰囲気を感じてくれたんですね。 他の会社とも結構悩まれたんですか?
たかしゅー:そうですね。ありがたいことにいろんな会社からオファー頂いたので、2,3ヶ月は考えてました。そこからmosaさんの背中を追いかけるように決めました。 kiyoさんもだいぶ悩んでいたイメージあります。口説くために沢山お話しましたもんね。笑 なにが最終的な決め手になりました?
kiyo:LayerXはインターンをしている中でバクラクって云うプロダクトが実際に伸びている姿を見られたり、他の会社と比較しても優秀なエンジニアの方と肩を並べて作っていけるのがとても大きなポイントでした。でも実際に経理業務にはそこまで関心がなかったので、それだけが意思決定の要因ではなかったです。 去年の週次定例の時に代表のfukkyy(福島さん)が「LayerXは請求書受け取りから決済事業、BtoB取引マーケットのプロダクトをどんどん作っていきます」っていう話をしていて、それを聞いた時にこれから自分が実際にそれらを作っていけるチャンスなんだって感じました。新卒からそんな環境に身を置けることはかなり大きい機会だと思ったので、LayerXに入社を決めましたね。
松本:会社の今後の成長など基準に選んでいただいたんですね。少数精鋭な会社はあると思うんですけど、そのフェーズや環境ってすごく大切ですよね。 僕もGunosyが最初だったんですけど、やっぱりスマートフォンの普及から着実に必要とされる情報配信がやれるビジョンを元に選んだ記憶があって、それと似てるなと思いました。 LayerXが請求書だけでないことも意外と知られていないので、ここを機にもっとたくさんのことに取り組んでいるんだよってことを知ってもらえると嬉しいです。 フェーズ的にも今0から立ち上がるものがどんどん進んでいて、決済も実は中で粛々と進んでいるんですね。そういったところが僕らの面白みだと思うので、ぜひnoteも読んでみてほしいです
(13:00 )新卒としてLayerXの面白いと感じている部分
松本:新卒としてこれから入って仕事していく上で、特にこの辺面白いと思うポイントなどありますか?
たかしゅー:これは2つあると思っています。1つが元々体験がイケてないと言われるBtoBプロダクトのバクラクシリーズ全体で体験のいいものに作り替える可能性が最高にワクワクするなって思っていることですね。 2つ目が、ベテランエンジニアの方はもちろん、kiyoさんみたいな同世代エンジニアもめちゃくちゃ強いので、そういった人たち働いていると焦りますし、とても刺激になります。そんなところも面白いと感じられるポイントです。
松本:やっぱり切磋琢磨って自分の成長のためにもすごく大事ですよね。 結構意識されてるんですか?
たかしゅー:もちろんです。
松本:いいですね。kiyoさんはどうですか?
kiyo:僕もLayerXでプロダクトの体験にこだわり続けられる組織で新卒から働けるのは本当に面白いと思います。ベテランのエンジニアの方とか強いエンジニアの方の中に飛び込んで揉まれながら焦りを覚えて働ける環境も面白いですね。
松本:今後もちょっとびっくりするような採用頑張ります。石黒さんのブログにも「集団の最後尾に自分が置かれる状況が大事」って内容書かれてて、まさにそうだなと思いますね。 部署違いますけど、今月もちょうどCTOが1人入社してますからね
kiyo:CTOってこんなに入ってくるんだってびっくりしてます
松本:三井物産デジタルアセットマネジメントの方なんですけど、今僕がみているチームが5人中3人、60%がCTOなんですよ。面白いですよね。 みんなの仕事から学ぶことはある意味最短距離を走れておすすめですし、僕もいろんな考え方に触れるとその中でエッセンスを感じて自分なりの方法が組み立てられてくると思ってます。そういった意味でもみんなが刺激を受け続けられるチームのために今後も採用頑張っていきますよ
kiyo, たかしゅー:お願いします
(16:30)松本さんが新卒に期待すること
松本:これから新卒もどんどん採用していきます。 2人から事前に貰っていた質問の中に「新卒に期待すること」って質問があったと思うんですけど、これも僕の中には明確にあるんですね。「カルチャーを作るのは新卒」はよく言われていることで、会社のカルチャーの中で皆さん成長していくことになるので、今後のLayerXを体現して欲しいところです。
kiyo, たかしゅー:おぉ、。頑張ります
松本:一緒に仕事をしていくと自然になっていくんですよね。自分の仕事のOSを作る感覚で、各場面の意思決定をする考え方が一緒に仕事をする人や仕事、行動から決まってきて、それがThe LayerXになってくるんだと思います。なのでそこを新卒に期待してますし、刺激を貰うこともそうです。やっぱりみんなが成長するたびに元のメンバーも焦るんですよね。2人ともすごいエンジニアになると思ってますし、そこは自信もっていいと思います。僕も研修などでもサポートしていきますし。そういった意味でも新卒に期待するのは成長することですね。10年後に僕の座を奪ってほしいし、新卒メンバーが自分を首にしてくれるのは最高の自分の成果だと思うんです。10年頑張れば今と全然違いますからね。
(20:40)入社後の野望
松本:ちなみに、これから入社後の野望みたいなものってありますか?
kiyo:入社してからは既存のバクラク請求書の開発を通じて力をつけたいと思ってます。その後はどんどん新規プロダクトを開発して、最終的にはPdMよりで仕事していきたいなと思っています。
松本:個人的にPdMは良いエンジニアから生まれてほしいと思っているので、ぜひ!たかしゅーさんはどうですか?
たかしゅー:そうですね、僕はこれも2つありまして、1つはNotionやSlackと並んで「バクラク」と言われるようなプロダクトをPdMとして作りたいって野望はあります。もう1つはベテランエンジニアの方と肩を並べられるようにフロントからバックまで一気通貫して勉強していきたいと思っています。
松本:うん、一気通貫は大事ですね。ここをやりきって自分が最高のプロダクトを作るっていう様なエンジニアになっていくということですね。
たかしゅー:そこが目指すところです。
(22:10)松本さんへの逆質問。今後の研修制度って?
松本:ここまで入社後を色々と考えてきて、逆に松本に聞きたいこととかありますか?
たかしゅー:先ほどの研修制度のお話を伺いたいです。これからどんな研修をどんな目的で作っていくのかとか詳しく聞かせてもらえると嬉しいです。
松本:それについて、お二人も強く感じていると思いますけど、この会社は勉強文化が強いじゃないですか。いろんな勉強会が野良で勝手に開かれていることも多いと思うんですけど、基本的にみんなの長期的なキャリアをながめたときに、継続して成長させられる仕組みが自然に生み出されるようにしたいなって云うのは思いの部分としてありますね。 とは言ってもエントリーもちゃんとしなきゃいけないとは思うので、連携のためにクラウド周り触れたりなどの本当に必要な基礎知識はつけてもらおうと思っています。とは言ってもまだスタートアップなので、僕も1on1しながら柔軟に組んでいけたらと思っています。
たかしゅー:なるほど、ありがとうございます。
(24:46)松本さんへの逆質問。技術書の読み進め方、積読対策
松本:kiyoさんの方からはどうですか?
kiyo:僕の質問は業務とは少し違ったものなんですけど、技術書の積読が多いので、松本さんはどう読み切っているのかなと思いました。
松本:僕も積読だらけですよ。ただ敢えてアドバイスをすると、読み方をいくつか分けて活用した方がいいかなとは思っています。1ページから最後までしっかり精読する読み方ももちろん大事ですけど、例えば乱読(飛ばし読み)みたいににざっと全体像を掴む読み方もあったり、自分の知りたいことを先に仮説立てて読むこともありますよね。その場合は本当に必要なところだけ読んで置いておきます。 この3つを活用して積読に罪悪感を覚えない様にしてます。頭のインデックスってとても大事で、インデックスを頭に作って体系的に本当に知りたい時に精読することをいつも意識して本を読んでます。
kiyo:なるほど、ありがとうございます。
松本:頭の中に地図があるとめっちゃ早く吸収できるじゃないですか。すぐに答えられない問いがあっても20秒で答えに辿り着ければそれで良いと思ってます。インターネットで検索できるので、そいういう知識の網を頭に持っておくと楽です
kiyo:身につけたい!
(27:11)新卒でLayerX気になってる人に一言
松本:ではそろそろ時間なので、最後にこのPodcastを聴く新卒でLayerXという選択肢を考えてくれている人たちに何かお伝えできることあれば、2人からお願いします。
たかしゅー:LayerXが作っているのはバックオフィスのプロダクトなので、どちらかというとあまり新卒の学生から親近感のないプロダクトに映るかもしれませんが、「イケてないと言われるBtoBプロダクトを体験のいいものに作り変えたい」とかなど一回でも思ったことがある人はとりあえずLayerXを受けてみてほしいです
kiyo:BtoBのプロダクトはtoCと違って、学生からすると身近に感じ辛い側面があると思いますが、実際はお客様との距離がtoCよりも近く感じてられて、フィードバックを受けやすい環境だと常に感じています。そのような環境で良いプロダクトを作るための技術的な挑戦も歓迎されるような、エンジニアにとって最高の環境なので、興味がある方はぜひ応募して欲しいって思ってます。 いきなり応募するのがハードル高いと感じる人でもMeetyでカジュアル面談もできるのでぜひ
松本:ぜひ皆さん、いろんなメンバーがMeetyの窓口を作っているので、少しでも気になったら気軽に応募して見てください。雑に、実際どうなの?って話が聞けると思います。
というわけで、LayerXNow!第40回。今回は新卒入社する予定の二人に色々話を伺ってまいりました。いつか僕がクビにされる日を夢見て、今日の話は以上とさせていただきます。お二人ともありがとうございました。
 
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